(指定された场所は……宿か……)
彼女达の事だからまた条件を出してくる可能性は高いが
もうここまで来たら行くしかない……
勇者は时间になると指定された宿へと向かった。
そこは高级感溢れる豪华な建物だった。
コンコン……
「どうぞ?」
勇者は意を决して部屋へと入る。
内装も実に豪华な造りで间取りもかなり広い。
「うふふ……? 时间通りね」
入って正面に天井付きの大きなベッドがあり、
パイン、ユナ、リリアンの3人はその上で寝そべって足を投げ出している。
「约束した装备品はそこにあるわよ」
(う……?)
もう魅了されたくない勇者は3人を见ないようにベットの脇に置いてある袋へと向かう。
(お、おお……っ!!)
袋の中には约束通りの装备品が揃っていた。
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ゆうしゃのたて、ひかりのよろい、グレートヘルム。
(何か仕挂けてくるかと思ったけど……
こんなにあっさり受け取れるとは……良かった)
3人はベットの端からじっと安堵する勇者を眺めていたが、
しばらくするとパインが口火を切った。
「约束はちゃんと守ったでしょ?
さ、あとはパーティーをどうするかだけど……」
はい
→いいえ!
「あれ」「え??」
「あらあら……じゃあ、これでお别れなの?」
→はい
いいえ
今日は3人に魅了され危うく堕ちかけた。
外での戦闘ですらそうだったのにこんな密室で
色仕挂けなんてされたらきっと耐えられない。
「そう……それは残念ねぇ」
(もう目的は达成できた。すぐにここから出なくては)
勇者は足早に外へと向かったが……
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「きっと溜まってるだろうから
ヌいてあげようと思ってのにぃ……
そうよねぇ? ユナ? リリアン?」
(う……?)
「そうだよ~行っちゃうなんてあんまりだな~」
「ほんとほんと」
パインの言叶に勇者の足は止まってしまった。
「勇者はさ……ロンエーを覚えてる?
彼は私达にエッチな事を沢山してもらえたのよ?」
「そうだよ?3人でね?」
「勇者ちゃんには実际に见てもらったから……想像つくでしょ?」
(あ……あの时の……ゴクリ)
ロンエーが体感した快感……
それがどれほど素晴らしいものであったかは想像に难くない。
事実、あの时の勇者は羡ましい気持ちで一杯だったのだ。
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