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日文7877(39)


 红兰は容器に注いだ水を饮みながら、部屋の中央で死体のように転がっている少年を见た。

「でも故郷のためにお金を出して贳ってまで来たのに、结果がセックス疲れで败北というのも可爱そうな気がしますね……」

 シャワーを终えた雪花が、タオルで髪を拭きながら怜れむように言った。
 ベッドの近くまで歩いていって、うつ伏せに倒れている少年の后头部を优しく抚でる。

「しょうがないわよ。田舎には田舎の、都会には都会のルールがあるの。优胜者が决まってる大会に胜手にやって来て荒らされたら、こっちも困るんだから」

 黛良は冷たく言い放って、渔り终わった少年の财布を部屋の隅へ向けて投げ捨てた。
 ボロ布のような财布には、彼の故郷へ帰るのがやっとの通货しか入っていなかった。

「ま、ハニートラップにかかって无気力试合をするって未来は决定してるし、极上の童贞卒业搾精コースを受けられただけ良かったんじゃない?」
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「でも、もう田舎のつまんない女じゃ満足できない身体になってるんじゃない? 可哀想~。もうこれからの人生ずっと私达を引きずっている生きるんだ。护卫兼ペットとして雇うにも定员いっぱいだし。あ~あ、もっと早く来てれば私达に饲われるって选択肢もあったのに」
「完全に人生破灭しちゃいましたけど、悪いのは本人ですしね……。どうせなら私达でお金の代わりになるものをあげましょう」
「たとえば?」

 黛良と红兰が、雪花の方へ振り向いて寻ねた。
 ん~、と指を唇に当てて思案した雪花は、ぽんと手を叩いて提案した。

「そうだ! これからどんな人生を歩むにしても、一生オカズに困るでしょうし。それなら私达の脱ぎたてパンティなんてどうです?」
「う~ん……悪くないかもね? 优胜金とトロフィーの代わりに女のパンティを持って帰るなんて笑えるわ?」

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「それじゃさっさと準备して渡しちゃいますか~?」

 三人は手早く出発の準备を済ませた。そして赤?白?黒の三着のチャイナドレスを身にまとった美女が部屋の键を开けてから、いっせいに脚から腰にかけて入ったスリットに手を入れた。

するする……?

 美女达はそれそれの手の中でくるまり、香り高い布のオブジェと化したパンティを、仰向けにした少年の顔の上へ放り投げた。

……ぱさっ? むわぁっ……?

「「「さよなら? おバカなボクくん?」」」

 三人はドアが闭まる前にそう言い残した。
 バタンと扉が缔まり、部屋の中に再び静寂と闇が访れた。
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