天井の照明を后光のように背负ったアイドルレスラーが笑い、ギリギリと音が立つほどの力で俺の胸部を踏みにじる。
竞走马を思わせる伸びやかな足の根元に、歪な一本筋を浮き上がらせたパンツ越しの股间が息づいているのが见えた。
「ぐうっ! き、汚いぞ! こんなの反则だろ!」
「はぁ? 凶器を隠し持ってたアンタが言えたことじゃないでしょ」
「……な、何!?」
「ほら、そこ?」
试合者としての正当な権利で噛み付いた俺を、心外と言わんばかりの顔でいなしたアイドルレスラーは、颚を足元の方へしゃくって见せた。
锁骨に颚を埋めるようにして首を动かすと、视线の先に内侧から膨らんだボクサーブリーフの股间部があった。
テントのように上向きに张ったそれは、ビクビクと细かく脉动を缲り返している。
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とっさに足を内股にして内腿の间に隠そうとするも、
「はいストップ。隠そうとするってことはやっぱり凶器なのかしら?」
体重をさらにかけて胸にアイドルレスラーの足裏が食い込んだことで、静止を余仪なくされる。
「ぐああっ……!」
「ず~っと気になってたのよね、コ?レ? なんだか试合前からモッコリしてて、戦ってる内にどんどん膨らんできてて……。まさか格闘チャンピオンが凶器を隠し持ってるわけないから、って気にしないふりしてたけど、半分シロウトの私に圧倒されて、ホラばっかり书きとめた本を出版してるようじゃ、ちょっと疑ってかかった方がいいかな? って思ったの?」
「あ、圧倒されてもいないし……、本の内容に嘘なんて……むぐうっ!?」
「はいうるさ~い。少し黙ってなさい」
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大きく豊かな黒い物体が颚から鼻にかけてのしかかってきた。
口は塞がれ、鼻梁が物体の谷间にすっぽりと収まると、生々しくも香り高い热感が脳を揺さぶってくる。
「ふふん? アイドルに顔面骑乗してもらえる机会なんてめったにないんだから、せいぜい楽しんでおくことね?」
アイドルレスラーのむっちりとした尻に覆われたことで视界がなくなり、かえって他の感覚が鋭敏になる。
気を抜けば心地よいとさえ思ってしまう重量感に头を抑えつけられた俺は、布地の内侧から张り诘めた热っぽい股间に、弾力のある複数个の集合体が近づいてくる気配を感じた。
やがてそれは器用にボクサーブリーフ越しの突起に络みつき、膝で刺激された时よりも更に背筋を揺さぶるような感覚を送り込んできた。
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