暗い欲望の炎がめらめらと燃え上がっていく。
むくむくと、あれだけ大量に精を放ったばかりだというのに、おちんちんが屹立していく。
その様子に、姫月先辈も気づいた。
绮丽な瞳が、僕の瞳と合わさる。
僕の心の変化を読み取ったのだろうか。
何も言わず、ただ穏やかで、优しそうな微笑みを浮かべる。
「―――ね、高月君。《月下美人》の花言叶って知ってる?」
「………」
ぎらぎらと欲望に歪んだ光を瞳に宿しながら、僕は何も答えない。
「『儚い恋』。月下美人は夜に咲き、夜明けを待たずに萎んでしまう花だから、そういう花言叶なの。だから―――」
いつの间にか太阳が沈み、月光が差し込む教室の中、さっきまでは开いていなかった月下美人の花が开花していた。
白くてきれいな、大轮の花が月光に照らされている。
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同じように、冴え冴えとした光に照らされた姫月先辈は美しく、妖しささえ漂わせながら、ただ优しく、儚く、微笑む。
空中に掲げた先辈の手から、丸まったテッシュが空に解き放たれ、くるくるとまるで花弁のように舞いながら、教室の床に落ちる。
僕はその行く末を目で追ってから、先辈の瞳を见つめ、彼女の言叶を待った。
可爱い唇が开き、可怜な声が言叶を纺ぐ。
「―――次は、どうして欲しい?」
僕が愿い事を口にする。
先辈が优しく颔き、愿いを叶えてくれる。
手でも。
口でも。
足でも。
髪でも。
太ももでも。
セックスだって、正常位から骑乗位、后背位、対面座位でも。
アナルセックスさえも。
何度も何度も、僕は精を吐き出し続けた。
気付けば、僕の瞳からは涙が流れ落ちていた。
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さらに、何度も何度も、僕は先辈を白く汚した。
次に気づいた时、涙は乾いていた。
饱きることもなく、僕は先辈を汚し続けた。
自分のどこにこんなに体力や性の知识があったのか呆れてしまうほどに、快楽を贪るためのアイディアは尽きることなく涌いてきた。
気づいた时、僕はタガが外れたように笑っていた。
教室の床は、さながら月下美人の花びらを敷き诘めたかのように、僕の精を吸ったティッシュで覆われていた。
僕の愿望を、先辈は穏やかで优しく、儚い微笑を浮かべながら、そのすべてを叶えてくれた。
月下美人の花が萎み、とても甘くて、上品で、优美で、浓厚な香りが消えるまで―――。
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现代日本を代表する文豪の一人、雾生门左卫门。
ミステリーや歴史物を中心に、数々の作品を世に出し、数多の赏を受赏してきた彼はまた、新兴财阀ヴェイン?グループの広报に身を置くサラリーマンでもある。
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